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ビルトイン浄水器のメリット・デメリット




ビルトイン浄水器とは、専用の水栓を持ち、シンク下に浄水用のカートリッジを置いて浄水された水を専用水栓から吐出させるシステムの浄水器のことです。水側の止水栓上部から分岐金具を使い、電源を使わずに水を浄水器側に分岐させて給水させています。


メリット

  • 専用水栓なので使い分けがスムーズ

  • 浄水された水の濾過量が豊富

  • カートリッジの交換が1年に1回

  • シンクにオシャレ感を出させる


専用水栓を使うことで、いちいち切り替えたり、スイッチやレバーを操作しなくても浄水された水を使うことが可能です。急いでいる時などは特に使い分けられるのは重宝します。





何と言っても断然「濾過量」が他の浄水器に比べて多いことが挙げられます。1分間で何L濾過できるかが濾過量の差になります。小さい浄水器や水栓内蔵型の浄水器での濾過量はかなり少なく、浄水された水をたくさん使いたいという人には最適です。特に飲食店など水をじゃんじゃん使う場合はビルトインがお勧めです。



浄水器はどんなタイプでも必ず、カートリッジを交換しなければなりません。交換しないままご使用になると浄水効果が減少してしまいます。ただこのカートリッジも小さいものですと3〜4ヶ月に1回となっているため、頻繁に交換しなければならなくなりますが、ビルトイン浄水器のカートリッジは1年に1回なので面倒くささは軽減します。


浄水器専用水栓を設置しているとオシャレ感が増します。大抵グースネック型が多くデザインもかっこ良くなっています。シンクが一層引き立つ感じが出ます。


デメリット


  • 設置費用が高額になる

  • シンク下のスペースが狭くなる

  • カートリッジの費用が嵩む

  • 年1回だと忘れてしまい交換しなくなる


まず商品自体の価格も高額になってしまいます。カセット型の浄水器や吐水パイプの先端に取り付ける浄水器などに比べるとほぼ10倍の価格差が生じてきます。


シンク下にカートリッジを置くスペースが必要になります。その分収納スペースが狭くなります。


カートリッジの費用が1万円前後することから、頻繁に交換することを躊躇う方も多いようです。またカートリッジがシンク下の収納スペースにあることで、交換時の煩わしさもあり、年1回の交換をついうっかり忘れてしまうことが多いようです。


もう1つ挙げるとすると、浄水器専用水栓を使用していますので、その水栓の故障や水漏れが起きた場合の修理や交換に手間がかかります。この水栓はメーカーによってまちまちで構成されている部品もまちまちです。


つまり修理部品を簡単に入手することも困難で、作業も難しい場合があります。経年劣化の状態によっては本体ごと交換しなければならない事態も生じてきます。


良く検討して設置する





見た目だけではなく、ランニングコストや設置状況などを詳しくイメージして設置するかどうかを慎重に判断していただきたいと思います。新たに設置したい場合には、設置費用もかなり掛かってしまいますので、ご費用の計算もきっちり行ってご判断くださいませ。







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